パイプカット手術とはどんなもの?
パイプカット手術は避妊の確率が非常に高く、ほぼ100%の避妊が可能なため検討している方はいるでしょう。しかし、パイプカット手術は痛いのかという問題は手術を受けたい方にとって気がかりな事でもあるでしょう。いくら避妊が確実とはいえ、痛いと感じてしまうのなら気が引けてしまうという方もいるはずです。そもそも、パイプカット手術は正式名称を精管結紮手術と呼ばれていて、精子の通り道となる管を、体の表面に小さな穴をあけて引っ張り出し、断面をふさぐことで精液に精子が混ざらないようにする手術です。合併症などがない健康な方は、局所麻酔を行い30分程度の手術時間となることが多いようで、多くの場合は入院することもなく日帰り手術となるようです。手術の費用は保険が適応外で自費診療となるので数万円から数十万円まで、病院によって料金体制はさまざまです。そのためパイプカットを検討している方は、いくつかの病院を比較検討して納得がいった上で決めるのがおすすめと言えます。
パイプカット手術は痛い?
パイプカット手術は30分程度の短時間から行える手術です。麻酔は局所麻酔が使用されるため、体への負担や危険性はほぼありません。日帰りで行えて術後の痛みもほとんどないといったケースが多いようです。そのため、一番痛いと感じることが多いのは一番最初に行われる麻酔だと言えます。麻酔は1本を数回に分けて注射する場合が多いですが、これを乗り越えればほとんど痛みはないようです。しかし、局所麻酔のため、手術中は意識がある状態です。強く痛いとは感じないまでも、精管を引っ張り出す時に下腹部に鈍痛を感じたという話や、縫合する時に少し痛んだなどというケースもあるようです。感覚や鈍い痛みがあったという話が見受けられました。術後の痛みについては、1週間くらいは鈍い痛みがあったり違和感を覚えたりすることがあるようです。手術を受けたいと考えている方は、少々の痛みや術後の違和感は覚悟する必要があるでしょう。
まとめ
パイプカット手術は確実な避妊方法として注目を集めているものの一つです。手術の時間も短時間で局所麻酔のため、ほとんど痛みや負担、危険性はありません。しかし、意識のある状態の手術のため違和感や少々の鈍痛を感じる場合もあるようです。術後も特に糸が取れるまでの期間は違和感がある瞬間もあります。パートナーと相談したうえで、手術を受けることを決めた方で、万が一、痛みを感じた場合は無理せずに医師に相談するなどして治療を乗り越えましょう。